家を購入するお客様は、今は当たり前のように「高気密・高断熱の家」が標準で求められます。
1999年に「次世代省エネ基準(平成11年基準)」が制定され、気密(C値)や断熱(Q値)の目安が国によって初めて明示されました。
これを機に、寒冷地だけでなく本州を含む全国の工務店・ハウスメーカーが一気に「高気密・高断熱」をメインのキャッチコピーとして広告するようになり、その後、高気密の住宅は換気不足になりがちなので「24時間換気システム」が義務化されました。
現在では、ZEH住宅や、GX志向型住宅、HEAT20性能(断熱等級7)など省エネ住宅に関して沢山の基準が数値化されています。
HEAT20性能の高断熱だと真冬の室温が概ね15度を下がらないような仕様なので、夏場のエアコンの効きもよいですし、人が快適に暮らせる住宅と思います。
断熱材を厚くして、窓ガラスの性能を良くしても隙間が多い家は意味がありません。24時間換気システムが効率よく動くためにも、隙間が少ない家「高気密な家」が必要です。
高気密・と高断熱はセットで考えくてはならず、そしてどのレベルの仕様にするかが大事です。
当社は愛知県の知多半島・西三河・名古屋南部を中心に建築をしているので省エネの審査は「6地域」になります。6地域だと断熱等級は”4”で新築住宅がOKですが、この数値で快適か?というと、建築のプロからすると、快適さは足りないと思います。(夏は暑いし冬は寒いです)
断熱等級”5”の家なら快適か、これも私からすれば、断熱等級だけではうなづけず、換気システムはどのような仕様かによっては、快適さは足りないと思います。
しかし45年以上年前に建てた木造住宅に現在暮らしている人が、断熱等級4の新築住宅に暮らすと快適!と感じると思います。
家づくりでの「快適さ」はいろいろあります
・電気を極力使用せずに、夏も冬もエアコンに頼る事が少ないエコな暮らしの快適さ
・エアコンは頼るけれど、効きがよい家であれば十分と感じる人の快適さ
・自分の好きな空間をつくり暮らす快適さ
どの快適さを求めるにしても、費用はそれぞれかかります。
ご自身にあった予算内で何ができるか・・・
お客様の思う”快適さ”とは?
建築のプロが思う”快適さ”とは?
お客様と担当者の共通認識(打ち合わせ内容)が肝心です!
エネルギー不足、環境問題の観点から国は2030年には新築住宅の最低省エネ基準を引き上げるかもしれません。
私が思う省エネに関する快適さは、温熱環境が快適かを重点におきたいと考えています。
断熱等級が4でも5でも温熱環境が快適な家づくりも可能です。
これに関してはまた次回お話できればと思います!
